チェリまほで8話の安達が柘植に向けて黒沢との交際宣言をするシーンがどうやらアウティングにあたるのでは?
という議論が巻き起こっているようです。
アウティングとは・・・
そしてチェリまほの8話のシーンについての視聴者の意見を収集してみました。
アウティングとは
まずは、アウティングという言葉はどのように定義付けされているのか確認してみましょう。
アウティングとは・・・
主にトランスジェンダーなどに対して、本人の了解を得ずに、他の人に公にしていない性的指向や性同一性等の秘密を暴露する行動のこと。
アウティングはプライバシー問題、選択の自由の侵害問題などを引き起こす事が懸念されている。
参考:wikipedia
チェリまほファンの私はただただ楽しく見てたけど繊細なシーンだったんですね。
チェリまほ8話がアウティングにあたる?
30歳までどうていだと魔法使いになれるらしい(チェリまほ)が空前の大ブーム!
テレビ東京の深夜1時放送枠にもかかわらず大人気です。
名場面が多いチェリまほですが、8話の交際宣言も名場面集の一つに入ってもいいのでは?
というぐらいキュンキュンした人も多かったと思います。
8話感想絵上げます
— でこ@チェリまほ🍒応援垢 (@dekomaho) December 1, 2020
安達の交際宣言良かったよーー😂
親友の柘植先生には言っておきたいよね😊
黒沢は安達の事ずーーーーっと好きだったけど、安達はこれから黒沢の事ずーーーーっと好きでいるんだよ。きっと。
一生幸せであれ。#チェリまほ pic.twitter.com/dvLlQUfZzQ
ラブリー詰め合わせセットのような8話、名場面だらけなんだけど一番いいなと思ったのが交際宣言の前に黒沢の顔を見上げてほほえむ安達の顔。
— 蜜柑ゼリ子 (@mikanzeriko) December 1, 2020
本当にやわらかくて「好き」がすごくあふれてて…こんな顔するようになった安達を抱きしめたくなっちゃった😭
(いや抱きしめるのは黒沢#チェリまほ
実際視聴者の声でも安達に交際宣言シーンが良かった!
という意見がほとんどでした。
私もドラマとしてとてもキュンキュンしたし内向きな性格だった安達が友達の柘植の背中を押すために勇気を振り絞って交際宣言をしたシーンに感動しました。
そして、その後の黒沢の嬉しそうな顔がなんとも素敵に描かれていました。
しかし、どうやらそのシーンが「アウティング」にあたるのでは?
との議論がされているということで驚きました。
「安達が黒沢の同意なしに黒沢のセクシャリティに関することを柘植に言ってしまったのは、アウティングに当たるのでは」というご意見を見て、そういう視点がなかったからハッとしたし、なるほどとも思ったし、本当に微妙なバランスの上に立っているドラマなんだなと改めて実感した。 #チェリまほ
— うどんさん@チェリまほ垢 (@Udooon31028) November 27, 2020
私も全くそのような視点がなかったのでこの方のいう「ハッとした」という表現がぴったりだなと思いました。
チェリまほアウティング問題について視聴者の意見
今回のチェリまほアウティング問題についての視聴者の意見はどうでしょうか?
様々な視点からの意見を集めてみました。
(参考:Twitter)
その前に柘植に黒沢との関係を説明する時に、「恋人」と言えなかった黒沢が安達を気遣って「同僚です」と言った下りもあるから今回のはアウティングにあたらないと思う。
そもそも8話の前に居酒屋で柘植に「同僚の黒沢が・・・。」と話をしていたところのほうがアウティングかなと思った。
柘植と安達のこれまでの関係と、黒沢の安達に対する思いを見てきていたらアウティングにあたらないのでは?
と思うけど・・・。
柘植が湊の事が好きということもわかっていたんだし。
今回のチェリまほのアウティングか問題のレベルが高くて感動している。
繊細で難しい問題だけど、チェリまほを通して深く考えることが出来てるので時代の最先端をいっているかもしれない。
このようにアウティングにはあたらないのでは?
という意見が多く見られましたが、この問題に関しては視聴者もとても繊細に扱っていて、断言している人が少なかったのも印象的でした。
それだけドラマでも繊細に描かれているし、あまり考えずに「恋愛ストーリー」としてさらっと楽しめる作りにもなっていてファンの多いチェリまほだからこそ今回の問題を通して皆で考えるいい機会なのでは?
という空気感を感じました。
様々な意見があるけれど、この機会に一旦今まで考える事がなかった人にも考える機会をもたらしてくれたチェリまほは「アウティング」について考える貴重なドラマなのかもしれません。
チェリまほ8話がアウティングにあたる?まとめ
チェリまほ8話の交際宣言シーンがアウティングにあたるのか問題について調べてみました。
個人的にはBL作品でありながら、敢えてそれを全面に出してなくて、もちろん主人公の安達も最初は戸惑いもあったし、安達を好きになってしまった黒沢の葛藤も描かれてはいたけれど、「人に好意を抱く」、「人を好きになる」という気持ちに性別は関係ないという描かれ方でとても好きな作品として楽しませていただいてました。
今回議論となっていると知り、私自身もただただドラマを楽しんでいた視聴者でしたが、立ち止まって考えさせられました。
そうやって、自分があたり前にスルーしていた事が実は他人にはあたり前でなかったり、時には人を傷つけてしまう事もあるんだという事を今一度考えることができました。
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