手元に「給与所得の源泉徴収票」が2枚以上あって、「これってどうやって確定申告すればいいの?」「自分で足し算するの?」と戸惑っていませんか?
複数あると手続きが複雑になりそうで不安ですよね。でも大丈夫です!結論から言うと、源泉徴収票が2枚(複数)ある場合は、確定申告ですべて合算して申告するのが正解です。
今回は、源泉徴収票が複数枚ある場合の確定申告のやり方と、絶対に気をつけたい注意点について分かりやすく解説します!
なぜ2枚ある?確定申告が必要な「3つのケース」
そもそも、源泉徴収票が2枚以上になるのはどんな時でしょうか。主に以下の3つのパターンに当てはまる方は、確定申告で合算手続きが必要です。
1. 年の途中で「転職・退職」をした場合
前の会社を退職し、新しい会社に入社した場合、それぞれの会社から源泉徴収票が発行されます。 新しい会社で、前の会社の分もまとめて「年末調整」をしてくれていれば確定申告は不要ですが、年末調整に間に合わなかった場合などは、自分で2枚分の確定申告を行う必要があります。
2. 「Wワーク・副業」で2ヶ所以上から給与をもらっている場合
平日はA社、休日はB社でアルバイトをしているなど、同時に複数の会社から給与をもらっているケースです。 日本の税金ルールでは、年末調整ができるのは「メインの勤務先(主たる給与)」の1ヶ所だけと決まっています。そのため、サブの勤務先でもらったお給料については、メインの分と合算して自分で確定申告をしなければなりません。
3. 【要注意】個人事業主で「事業所得」と「給与所得」の両方がある場合
個人事業主として独立し、日々の売上を青色申告などで帳簿づけしている方でも、事業の傍らでアルバイトやパートをして「給与」を受け取った場合は源泉徴収票が発行されます。 この場合、ご自身のメインである「事業所得」に、もらった源泉徴収票の「給与所得」を合算して確定申告を行う必要があります。
源泉徴収票が2枚ある場合の「入力・合算方法」
「2枚の金額を自分で電卓で足し算して記入するの?」と思うかもしれませんが、その必要はありません!
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」や、freeeなどのクラウド会計ソフトを利用すれば、画面の指示に従って「1枚目の源泉徴収票の内容」を入力し、次に「2枚目の源泉徴収票の内容」を追加で入力するだけでOKです。
システム側で自動的に合算され、正しい税額を計算してくれます。手計算でのミスを防ぐためにも、スマホやパソコンからの電子申告(e-Tax)や会計ソフトの利用を強くおすすめします。
これだけは気をつけて!3つの注意点
最後に、複数枚の源泉徴収票を扱う際の注意点をまとめました。
- 「金額が少ないから」と1枚を無視するのはNG! 「サブのバイト代は数万円だから申告しなくていいや」と自己判断で省くのは脱税(申告漏れ)になってしまいます。必ずすべての源泉徴収票の入力が必要です。
- 源泉徴収票の「原本」は提出不要! 以前は確定申告書に原本を貼り付けて提出していましたが、現在は提出不要になっています。ただし、税務署から後日確認される可能性があるため、手元で5年間大切に保管しておきましょう。
- 「支払調書」と間違えないように! フリーランスとして業務委託で働いた時にもらう「支払調書」と、雇用されてもらう「源泉徴収票」は別物です。今回は「源泉徴収票」が複数ある場合の解説ですので、書類のタイトルをしっかり確認してくださいね。
まとめ:すべての源泉徴収票をもれなく入力しよう!
源泉徴収票が2枚ある場合の確定申告は、「手元にあるすべての源泉徴収票の数字を、会計ソフトや作成コーナーにそのまま順番に入力するだけ」です。
申告漏れがないように、机の上にすべての源泉徴収票を並べてから入力作業をスタートさせてくださいね!

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